生姜を電子レンジで加熱する「レンチン生姜」が話題になりましたが、レンチン生姜がうまく作れないという話をよく聞きます。
中にはレンチン中に爆発を起こしたなんて事も…。
今回は、なぜ生姜が爆発してしまうのか原因を調べ、失敗しないレンチン生姜の作り方を紹介したいと思います。
爆発が多いのはチューブ入り生姜
ツイッターやブログなどでレンチン生姜作成中に爆発を起こしてしまった事例を見てみると、どうやらチューブ入りの生姜を使っているケースが圧倒的多数でした。
テレビで紹介されていた、「ひたるくらいの水を加えて500wで4分レンチン」という作り方でやってみると、1分もしないうちにレンジ内で爆発して生姜が飛び散るという内容が多かったです。
私がレンチン生姜を作るときは、生姜をすりおろしてレンチンしていますが、爆発したことはありませんでした。なので今回爆発原因を調査するためチューブ入りの生姜を買ってきて実際にレンチンしてみることにしました。
レンチン生姜が爆発する原因は…添加物?
早速近所のスーパーで冒頭画像のチューブ入り生姜を購入、先程も書きましたが私もいつもやってる「ひたるくらいの水を加えて500wで4分レンチン」という作り方でやってみると、たしかにレンチン開始1分すぎくらいに「ポンッ」という音とともに生姜が爆発して弾けてしまいました。
つまり同じ作り方ですりおろしの生姜だと爆発しないのに、チューブタイプは爆発する…。
爆発する原因は何なのか?
実はチューブタイプの生姜はまとまりを良くするために、デンプンやキサンタンガムなどの増粘安定剤が添加されています。
そのため水を加えてもチューブから出した形のままを保っているのですが、どうやらこの状態で加熱されると粘度が高いためか内部が加熱で膨張した際に圧力を押さえ込んでしまうようなのです。そして圧力に耐えられなくなると一気に弾け爆発するというわけです。
現に水を加えた時に軽くかき混ぜて生姜を水となじませてからレンチンしてみると、開始直後に爆発してしまう事はありませんでした。
しかし爆発まではいきませんが、水としっかり混ぜた状態でもレンチン後半で水が減ってくるとパチパチと音をたてて生姜が弾ける場合があり、いずれにしてもチューブ入り生姜でレンチン生姜を作る場合は注意が必要であることがわかりました。
レンチン生姜の作り方で押さえたいポイント
というわけでこの後も色々と実験してみて、すりおろし・チューブ入り、両方の生姜でレンチン生姜を作る時に注意しておきたいポイントがいくつかわかりましたのでまとめてみました。
ラップは必ずかける
爆発しないよう注意していても生姜が弾けてしまうことがありますので、レンチン生姜を作る時は必ずラップをかけるようにしましょう。
水は多めのほうがいい
特にチューブ入りのは先程も書いた通り水分が少なくなると生姜が飛び散りやすいので水は多めで。すりおろしの生姜でも水分が無くなると、カラカラになって容器にこびりついたり、炭化して発火する恐れもありますので、レンチン生姜を作る時の水の量は浸るくらいより少し多めでいいと思います。
レンジの強さは500Wが無難
強い出力で一気に加熱するとさらに爆発しやすいようです。最近は出力の高い電子レンジが多いですが、マックスの出力でやらずに500Wでレンチン生姜を作るようにしたほうが無難です。
すぐレンジを止められるようその場を離れない
電子レンジをスタートしてからは、その場を離れずになにか異常が発生したときにすぐに停止できるように見張っていたほうが安心です。水加減を間違えてレンジをかけっぱなしにしておくと前述の通り発火するおそれがあります。
…
以上、レンチン生姜を作る時のポイントでした。
参考になれば幸いです。
コメント
ツイッターがメインになってて、すっかりここを放置してしまい申し訳ありません。
どうやらブログシステムに不具合があったようで本文だけ表示されていませんでした…
お久しぶりです!へろさん。
こんな時間に申し訳ありません。
久々にブログを読み直そうかなーと
と思いきや記事が全部消えてる…
残念ですー><