高野豆腐でパンの代用「パンもどき」が作れる…。
そんな糖質制限ダイエットで食パンなんて一切食べられないへろにとって夢の様な話をYouTube動画でたまたま発見し、レシピ通りに何度か作ってみたもののいずれも失敗…。
3回目にしてようやく成功したので、このパンもどきの作り方とへろの失敗を元にしたポイントを紹介していこうと思います。
今回はたまごサンドを作ろうということで、用意したのは次の材料。
乾燥高野豆腐 2つ
卵 1個
マヨネーズ 10g程度
塩 少々
コショウ 少々
バター(なければサラダ油でも) 少々
まず乾燥高野豆腐を戻すわけですが、必ず水に10分程度漬けて戻してください。
手っ取り早くお湯につけたり電子レンジに入れて戻す方法もありますが、そうすると高野豆腐が柔らかくなりすぎてパンのような仕上がりになりません。
時間はかかりますが水で戻すのが最初のコツとなります。
高野豆腐が膨らんだら、これでもかと言わんばかりに握りしめて水を絞り出します。熱をかけて戻した高野豆腐は柔らかいため、力を入れ過ぎると潰れてしまいますが、水で戻した高野豆腐は弾力が残っておりかなり固く絞ることが可能です。
水が残っているとブヨブヨとした食感になり、水分のせいで高野豆腐の味が引き立ってしまい食べてて悲しい感じになってしまいますのでしっかり水は絞ってください。
そして包丁を使い画像のように半分に切ります。(このとき手を切らないよう十分注意してください。なれない人は目線を包丁まで落とし、手を高野豆腐の上に置き、真横に包丁を引く事を心がけて少しずつ切っていくと良いと思います)
次にフライパンにバターをひいて両面を焼きます。
水気が無くなった高野豆腐は油を非常に吸いやすいので、あまり油を多くし過ぎるとべったりとした食感となってしまいますので注意してください。
表面が軽くきつね色になったらパンもどきの完成です。
今回は炒り玉子とマヨネーズを和えた物をはさんでたまごサンド風にしました。
カロリーは大体ですが430キロカロリー。マヨネーズを使ったので少し高めとなりました。
パンもどきの部分だけだと280キロカロリー程度となります。焼く時にバターの量をおさえたり油分を一切使わなければ210キロカロリー程度まで落とすことも可能です。
糖質は2.3g、たんぱく質は19.7gで糖質制限食として十分な数値だと思います。たんぱく質が豊富な高野豆腐ですが、カルシウムやマグネシウム、鉄分・亜鉛などミネラルも豊富です。
肝心の味ですが、予想以上にパンです(笑)ややパサつく感じは否めませんが、しっかり両面を焼けばトーストしたパンに非常に近い食感となります。
ただ、高野豆腐自体には塩味が皆無なので、戻す水に少し塩を入れたりバターを無塩でないものにしたりするとより一層美味しいかもしれません。
…以上、高野豆腐を使ったパンもどきのご紹介でした。