1週間で○キロ痩せた!とあおるダイエット法の嘘


巷には様々なダイエット法が溢れていますが、特にテレビで特集されるダイエット法の中には「1週間で○キロ痩せた!」なんて、すぐに結果がほしい人にとってはとても魅力的に思えるものがあったりします。

でも実際はどうなんでしょうか?

今まで何度もダイエットを経験してきた私ですが、どのダイエットの時も開始後2週間程度は面白いように体重が落ちます。

開始1週間で4キロ近く一気に落ちた事もありました。

しかしちょっと待ってください。

これは本当に体脂肪が無くなっているのでしょうか?

結論から言うと、残念ながら答えはNOです。

脂質は1グラムあたりで9キロカロリーのエネルギーがありますので、単純に考えて体脂肪1キロあたり9000キロカロリーあると思いがちですが、実際は体脂肪には水分も含まれているため、体脂肪1キロあたり7200キロカロリーのエネルギーがあるとされています。

つまり摂取カロリーから消費カロリーを引いた分が、7200キロカロリーに達すると1キロの体脂肪が無くなるというわけです。

仮に1日の消費カロリーが2400キロカロリーの方がいるとしましょう。

この方が3日間絶食しました。

すると2400キロカロリー×3日でちょうど体脂肪1キロ分の7200キロカロリーとなります。

絶食は現実的ではないのでもう少し現実味のある方法としては、1日1200キロカロリーの食事制限で6日間過ごすと体脂肪1キロ分の7200キロカロリーとなります。1食あたり400キロカロリーにする食事制限は、男性だとかなりきつい制限だと思います。

食事制限をしなければ、1200キロカロリー分の運動を6日間毎日やればいいのですが、体重70キロの男性で1日あたりウォーキング4時間半、ランニングだと1時間40分位の運動量となります。

どうでしょうか?

このように約1週間で体脂肪1キロを落とすのにでさえ、これだけ大変なのが理解できれば、短期間で急激に体重が落ちたなんてあおっているダイエット法のデタラメさが理解できるかと思います。

しかし実際にダイエットをすると初めのうちは体重がよく落ちるのも事実。

ではダイエット開始直後に体から抜けて体重を落としている物は何なのでしょうか?

答えは「水分」です。

ダイエットを開始すると、どのようなダイエット方法であれ一日の総摂取カロリーより総消費カロリーが多くなります。

この時、たしかに体脂肪もエネルギーとして消費されているのですが、もう一つ人体がエネルギー源として肝臓や筋肉に貯蔵している「グリコーゲン」という物も消費されていきます。このグリコーゲンは貯蔵の際に水分を保持していますので、消費されると保持している水分が排出されます。

グリコーゲンは体脂肪よりも人体に蓄えられている量は遥かに少ないですがエネルギーとしてすぐに使いやすく、さらに1gあたりで保持できる水分が体脂肪より多いため、このグリコーゲンの消費比率が多いダイエット開始直後は体重がすぐに減少するわけです。

ちなみにグリコーゲンはブドウ糖を蓄えるための物ですので、炭水化物の多い食事をしていた方が食事制限系(特に糖質制限ダイエットなど)のダイエットをすると開始直後は急激に体重が減ります。(私もそうでした)

また、食事量が多かった方がダイエットを始めると当然1日の食事量が減りますので、体内にある消化中の食物量が減りますし、食事から摂取しているナトリウム(塩分)の量も減ります。ナトリウムにも水分保持の性質がありますので、摂取量が減ると当然体内に保持されていた水分は抜けていきます。

以上のような理由でダイエット開始後に急激に体重が落ちた場合、それは主に体から水分が抜けていっていると考えられます。

もちろん水分だけではなく体脂肪も減っていきますが、それは体重計が示す値より遥かに少ないのです。

ダイエットを止め、食事制限を元に戻してまた体内にグリコーゲンが蓄えられていくと、人にもよりますが2キロくらいは体重が増加します。

ダイエットの目標体重は、本来目標とする体重より2キロくらい下を狙うといいかもしれませんね。

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